【インドネシア環境】インドネシアで一番汚い街は?
こんばんは。
はい。
「インドネシアで一番汚い街は?」
ついこないだ発表された、このランキング。
2018年版のNo.1は……
ジャジャーン!
「メダン市」
我らが住む、メダン市!
詳しくは、じゃかるた新聞より
ま、汚いとはわかっていたけど、国内で一番汚いって…。
ちょっとショックですね…。
ここで気になるのが市民の反応。
僕の周りの人は、このニュースを聞いて、
「清掃局がしっかり清掃しないから悪い」とか
「市がしっかりしていないからだ」とか…
人のせいにする人が多い…。
「だから汚いんだよ」って言いたくなりますね。もう。
ま、ここから汚名返上出来るかが大切!
頑張れメダン!!
【インドネシア活動】ゴミ拾いランとボランティア
こんばんは。
早いもので1月もあとわずか。メダン市内の飾り付けはクリスマスから、旧正月を祝うものへ変わっています。
今回は2つの活動紹介です。
#バイバイプラスチック ゴミ拾いラン
先週末の朝、市内の公園でゴミ拾いランイベントが開催されました。
国内大手の通信会社が主催したこのイベント。
市内の環境5団体が参加しました。
このイベント、すごくポップでいい感じです!
テーマも「バイバイプラスチック」って、とてもわかりやすい!
楽しみながら、ばっちりゴミ問題も考える事ができます。
しかも、参加者からのSNS投稿でイベントの拡散もばっちり!
良い刺激をもらったイベントでした。
生活困窮者への朝ご飯の配達
中華系の友達に紹介してもらい、生活困窮者への朝ご飯の配達ボランティアをしました。
国内の他の都市に比べても、物乞いやホームレスが多いように感じるメダン…。
そんな生活困窮者に朝食を届けようと、華人コミュニティが毎月開催しています。
朝6時。市内の仏教寺院に集まり、朝食に入った段ボールを受け取り出発。
車やバイクで市内を周り、生活困窮者に朝食を渡します。
みんな嬉しそうに受け取ってくれました。
中には「あなたが成功しますように」って願ってくれる人もいて。
メダンの現実
メダンではお店でご飯を食べている時、信号で止まった時など毎日物乞いをする人に出会います。
「ここで少しお金を渡したところで…」
「この人に渡したら、他の人にも渡さなければ…」
僕はいつもどうすれば良いのか迷います…。
それに比べ今回のボランティアメンバーに代表されるように、多くのインドネシア人は困っている人に対して気軽に手を差し伸べます。
「困った時はお互い様」
当たり前の事が出来るインドネシア人って、すごいなって思います。
残りの任期、僕に出来る事をどんどんやっていこうと思います。
華人の印象
それと華人に対する印象も、どんどん変わっています。
「どうしても華人はお金持ちが多くて…」
「お金に厳しくて…」
なんて印象がどうしてもありました。
ま、事実なんですが…。
それに加えて、「弱者への支援が自然にできる」のも華人の特徴だと今は思います。
メダン華人と触れ合うたびに、良さをしみじみと感じます。
【インドネシア生活】クリスマス、年末年始、そしてお別れ
こんにちは。
あけましておめでとうございます。
残り4ヶ月ほどの任期ですが、今年もゆっくり頑張ります。
ここ最近、活動内容や配属先の記事を書いていませんでした。
一応いろいろやっていたんですが、書くのが少し malas(インドネシア語でなまけてるという意味)で…。
ということで、年末年始のこちらの様子を紹介します。
クリスマス
イスラム教徒が多数を占めるインドネシアですが、私の住む北スマトラはキリスト教徒も多い地域。
そのため、12月に入ると各クリスマス会が開催されます。
配属先の環境局でもクリスマス会があり、メダンで活動する日本語パートナーズの方々をお誘いして参加しました。
私たち日本人は「ジングルベル」を合唱。
ぶっつけ本番でしたが、大好評でした!
日本語パートナーズの皆さん、ありがとうございました。
また地域の孤児院の子ども達を招待して、夕食とサプライズのプレゼントも!
ラッキードロー1等のテレビも、当選者の粋な計らいで孤児院に送られる事になりました。
そのうちまた、子ども達に会いに孤児院にいきたいと思います!
年越しとお正月
年越しは市内のホテルで開催されたカウントダウンパーティーに、友達と参加しました。
12時ちょうどには街中で花火があがります!
常夏の年越し。いいものですね。
そして元旦にはメダンに住む日本人の方にご招待いただき、お雑煮やおせち、豚肉をごちそうになりました。
正月から幸せ!
1月2日仕事始め
正月気分もつかの間、1月2日から仕事がはじまります。
12月31日も仕事だったから…。
ま、こちらの正月はこんなもんです。
寂しい職場
配属先の環境局には、正規職員と非正規職員がいます。
今年から非正規職員が約150人から50人ほどに削減されてしまいました。
僕の課も17人いた非正規職員が5人に…。
仲の良かった同僚もたくさん退職となりました…。
誰と会っても「寂しいね」が最初の一言です。
そして僕の隣の席にいたイブ(正規職員)も、突然いなくなってしまいました。
いろいろと問題があり、もう働けないのだとか…。
とても良くしてくれたイブだけに、ショックです。
同時に、職場に居ついていた子猫もいなくなりました。
職場内に動物は飼わないという局長の判断で…。
ま、日本だったら当たり前なんですが。癒しがいなくなってしまいました。
里親のもとで、元気に育ってほしいものです。
職場以外でもこちらで一番仲の良かった友達が、ジャカルタへ出発する事になりました。
「明後日出発するね」って。さすがインドネシア、すべてが早いスピードで進みます。
ということで、年明け早々少し寂しい気分の今日この頃です…。
残り4ヶ月ほど、悔いの残らないように活動したいと思います。
そして、みんなが素敵な2019年を過ごせますように。
【スマトラ旅行】世界一大きな花が見られる「バトゥカタック(Batu Katak)」
こんにちは。
クリスマスも終わり、今年も残り僅か。
日本は忙しい時期ですが、こちらは特に変わらないゆったりした毎日です。
今回は先日行った「バトゥカタック」の紹介。
ブキットラワン近くの村「バトゥカタック」
先日外国人の友達から、「すごく良い場所発見したよ」とメッセージが!
早速行ってみる事にしました。
その名も「バトゥカタック(Batu Katak)」
カエルの石と言う名前の村です。
メダンからは車で約3時間。
ブキットラワンへ行く手前の街「Bohorok」で左折し、30分ほどで到着です。
安宿や食堂もばっちりあります。
この村の周辺の山では、世界一多きな花「ショクダイオオコンニャク」Amorphophallus titanum を観察する事が出来ます。
※時期によってはラフレシアも!
ショクダイオオコンニャクを求めて
このバトゥカタックを拠点に、ショクダイオオコンニャクを見るためのトレッキングに出発です。
ウィキペディアによると、2年に2日しか開花しないというこの花。
ガイドのJoeとジャングルを探索します。
国立公園外ではあるものの、植生が豊かで独自の植物がたくさんあります。
歩く事1時間。
やっとで見つける事が出来ました。
これは開花して4日ほど。
ちょっと枯れかけですが、しっかり咲いています。
これが数日でこんな感じになるんだとか。
枯れた花はイノシシの好物らしいです。
そして2つ目も発見。
こちらは、まだつぼみ。
つぼみも大きくて綺麗です。
スマトラにしかないこの花。
帰国前に見られて、本当によかった〜。
この村のこと。
ガイドのJoeは植物の話はもちろん、この村の事も教えてくれました。
「10年前この村の村民の多くが密猟や違法伐採をしていた。僕のお父さんもね。
違法伐採された木の多くは、日本にも輸出され…。
当時は目の前の生活を成り立たせるため、自然破壊も当たり前だったんだ。」
そこに、国立公園のレンジャーがやって来たのが2011年。
「このままでは木がなくなってします。森を生かした観光で生計を立てよう」
そこから、この村のエコツーリズムが始まりました。
始めは村人も反対する人も多かったようですが、近くのブキットラワンやタンカハンのエコツーリズムを参考に、この村にもゆっくり観光客が増えているようです。
ツアー料金の一部が村の子ども達の英語学校や地域保全に使われ、今では多くの村人が恩恵を受けられるようになりました。
ゴミ問題に代表されるツーリズムの負の側面もありますが、森と人間が共存出来るよう模索するこの村の将来が楽しみです。
1月か2月頃には、有名な「ラフレシア」が開花予定とのこと。
ぜひもう一度訪問したいと思います。
お隣のブキットラワンやタンカハンの記事はこちら。
【スマトラ旅行】ブキットラワンとタンカハン特集を公開!
【インドネシア旅行】コモドドラゴンと絶景に出会う旅。
こんにちは。
あっと言う間に12月。
任期も残り5ヶ月。行きたいところもまだまだたくさんです。
今回は、先日行ったコモド島周辺の旅の様子をご紹介します。
同じ国内だけど、遠い島。
コモドドラゴンで有名なコモド島。
ずっと行きたいと思っていましたが、なかなか決断出来ませんでした。
というのも、僕の住むメダンからラブハンバジョ(コモドへの玄関口)までは飛行機を乗り継いで9時間程度。
料金も5Jt(4万円)ほど。
本当にインドネシアは広いですね…。
しかし、今しかないと思い今回思い切って行ってきました!
始めから言いますが、すっごく良かったです!!
【今回の日程】
1日目:メダンからラブハンバジョ(フローレンス島)へ移動。
翌日のツアー予約。【ラブハンバジョ泊】
2日目:ツアー参加 ラブハンバジョ港→リンチャ島→マンタポイント→コモド島(ピンクビーチ)【船泊】
3日目:ツアー参加 パダール島→シュノーケル→ラブハンバジョ港【ラブハンバジョ泊】
4日目:ラブハンバジョからデンパサール(バリ島)へ移動
【Day1】ほとんど飛行機移動。
1日目は、メダンからラブハンバジョ(フローレンス島)への移動がメインです。
今回は往復インドネシアのフラッグキャリア、「ガルーダインドネシア航空」を利用しました。
利用した路線は地方路線。機材もいつもとは違ってわくわくです!
【メダン→パレンバン→デンパサール】
まずメダンからデンパサール(バリ島)までは、「ボンバルディアCRJ1000 NextGen」という機材。
この機材は、ガルーダの地方路線に導入されているようです。
パレンバンには給油と乗降のため、45分ほど着陸。食事提供は2回。
機内エンターテイメントはないものの、2-2の配列でゆったりしていました。
【デンパサール→ラブハンバジョ】
デンパサールからラブハンバジョ(フローレンス島)までは「ATR72-600」という機材。
全70席のプロペラ機で、アイランドトリップの気分をあげてくれます。
観光路線という事で、外国人が半分くらい乗っていました。
1時間30分ほどのフライト中、軽食(お菓子とパン)が提供されました。
コモド諸島の玄関口、ラブハンバジョ
コモド旅行の玄関口は、フローレンス島にある「ラブハンバジョ」という街です。
この街を拠点にコモド島などへの、アイランドトリップに出発します。
ラブハンバジョはこじんまりとした港町。
メインストリートにはお土産屋や旅行会社、イタリアンレストランなどが並んでいます。
その旅行会社で、翌日からのコモドツアーを予約しました。
ラブハンバジョは夕日も綺麗に見られる、ジブリに出てきそうな素敵な街です。
【Day2】アイランドトリップへ出発
朝宿を出て、ラブハンバジョ港から2日間のアイランドトリップに出発します。
今回は激安ツアーのため、他の外国人観光客と一緒です。
まずはリンチャ島。
始めに向かったのはリンチャ島。
実はコモドドラゴン、コモド島よりもリンチャ島の方が多く生息しているのだとか。
さっそく入島料を払って、ガイドに連れられコモドドラゴンを探します!
と、あっさり見つかりました。
以外とそこらへんにいます。
サバンナ気候のため、他のインドネシアの地域とは全く違った雰囲気です。
一見おとなしいですが、人間を襲う事もあるそうで…。
「友達も襲われて…」とガイドさんが言っていました。
必ずガイドの指示に従って行動しましょう!
マンタポイント
続いてむかったのは、マンタポイント。
ここがすごい!
マンタがたくさん泳いでいるんです!
シュノーケルだったのに、2メートルくらいの距離で15分くらいマンタと一緒に泳ぐ事が出来ました。
おっきくて、優美でやさしさがあふれるマンタ。
今回一番感動したポイントです!
残念ながら写真は無いので、実際に行ってみてください!
ちなみに途中イルカにも会う事が出来ました。
ピンクビーチ
ちょっと有名な、ピンクビーチ。
赤い珊瑚が砂になって、ピンクに見えるというビーチです。
ただ最近はは観光客が多くくるため、以前ほどピンクではないそう…。
たしかに、ちょっと残念だったかも。
ほんのりピンクビーチって感じ。
今回は行けませんでしたが、綺麗なピンクが残る秘境ビーチもあるそうです。
ついにコモド島上陸
2日目最後に訪れたのが、コモド島。
リンチャ島でコモドドラゴンは見られましたが、ここでも見られます。
その時にもよりますが、今回はコモドとの記念撮影も出来ました!
船泊
船の上での1晩。
夕日が島に沈み、暗くなると満点の星を見る事も出来ます。
プランクトンか魚か分かりませんが、海もキラキラ光っていて幻想的でした。
【Day3】絶景を求めて…
静かに海が色を帯び、朝日が昇り2日目がスタート。
絶景を求めたトレッキングです!
パダール島。
訪れたのはパダール島。
コモド島とリンチャ島の間に位置する、小さな島です。
最近インドネシア国内でも、人気が上昇しているというこの島。
頂上からの絶景が人気です!
約30分間のトレッキングを終えると…。
こんな絶景が。
本当に綺麗で…。
この旅、一番の絶景スポットです!
コモドへ行く際には、絶対おすすめです!
カナカ島。
最後にシュノーケルのために訪れたのが、カナカ島。
透明度も高く、魚の種類も豊富でした!
今回はシュノーケルだけだったので、ダイビングすれば良かったかな…。
ってちょっと思ったり。
ま、とにかく綺麗な海でした!
ラブハンバジョに帰港。
あっという間旅を終え、ラブハンバジョに帰ってきました。
この街、とっても小さいですが美味しいイタリアンレストランがあり、本当にいい雰囲気です。
もうちょっとゆっくりしても良かったな。と思うほど。
【Day4】ラブハンバジョを出発しバリ島へ
充実の旅を終えバリ島へ出発。
バリ島でもパワーチャージ出来ました!
【旅の料金】
アイランドトリップ
今回僕はRp850,000(約7,500円)の1泊2日ツアーを予約しました。(たぶんツアーの中でも最安値)
船の種類や人数、季節によってだいぶ値段は変わります。
よっぽどの事がない限り、前日予約で大丈夫そうでした。
※船上での食事とシュノーケリングセットは料金に含まれていますが、船は遅いボートで雑魚寝です。
※島上陸時にはRp300,000(約2,500円)+約Rp150,000(約1,200円)くらいの国立公園入島料が別途必要です。
食事
ツアー中の食事は、ツアー代金に含まれています。
ラブハンバジョ街中の観光客向けレストランでの食事は、1人Rp100,000(約800円)くらいです。
空港→宿
空港から宿の集まる中心地まではタクシーでRp50,000(約400円)、10分ほど。
空港到着口にカウンターがあり、すぐに予約出来ます。
【宿泊】
今回宿泊したのは【Manta Manta guest house】。
料金は1泊Rp270,000(約2,300円)。
メインストリートにも近く、スタッフも親切でおすすめです!
最近はラブハンバジョに、高級リゾート「アヤナコモド」もオープンしました!
年齢を問わず、気軽にコモドを訪れる事が出来るようになったのではないでしょうか。
満足度の高い、コモド諸島を巡る旅。
ぜひ次回のご旅行の参考に。