Tidak apa apa 気楽にいこう。

インドネシア スマトラ島で活動する青年海外協力隊 TOMO のブログ。

【スマトラ生活】日々の食についた考えさせられた、イスラムの祝日「犠牲祭」

こんばんは。

今日9月1日はイスラムの祝日「犠牲祭」

 

と言うことで、近くのモスクで行われた「犠牲祭」の様子を紹介します。

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犠牲祭って?

「最近郊外に牛や羊多いな〜」

なんて思ってたら、実は犠牲祭の生け贄になる動物たちでした。

「え?犠牲祭って何?」

と思いググってみると、どうやら

牛や羊を生け贄として捧げ、みんなでその肉を分け合って食べる祝日

なんだとか。

 

日本人には未知のイベント。

すこし迷いましたが、見学する事にしました。

※かなりショッキングだったため、写真はありません!

 

朝から街中に響くアナウンス

「今日はやけにうるさいな。あ、犠牲祭だ」

と言う事で、朝の10時頃に近くのモスク周辺犠牲祭会場へ。

※本当は、ご近所さんと一緒に行きたかったけど、苦手だからごめんねって言われちゃいました。

 

血を流す牛さん

あ、人だかり!

と覗いてみると、すでに首から血を流す牛さんの姿が…。

まだ動いていて、何とも言葉に出来ない感情になります。

それでも子供たちは、慣れているのか普通の顔をして眺めていました。

 

その後牛さんは、皮を剥がされ切り落とされ、調理され、みんなに振る舞われます。

 

僕には刺激が強すぎたので、15分くらいで会場を後にしました。

 

僕は毎日どんな命をいただいているんだろう?

日本では、見ることのない動物の最期のとき。

ショックも大きかったけど、これが肉を食すと言う事。

 

「今食べているご飯は、どんな命と引き換えにここにあるんだろう」 

そして、

「食べられる事を、そして命を捧げてくれて動物や植物に感謝して、食事をしよう」

 

そんなふうに感謝の気持ちを持つことの出来た、貴重な時間となりました。

 

これからは気持ちを込めて、

「いただきます」

「ご馳走様でした」

を言いたいと思います。