Tidak apa apa 気楽にいこう。

インドネシア スマトラ島で活動する青年海外協力隊 TOMO のブログ。

【環境教育】ゴミの分解年数ワークショップ付き!高校での授業開催。

こんにちは。

昨日は久しぶりに高校でのイベントで授業をしてきました。

 

この高校の先生は、メダン日本語翻訳クラブの会長を務めてらっしゃる方。

日本人が赴任したという事で、学校での授業を要請してくれました。

ありがたや。

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前回の反省を生かして…

前回イベントでプレゼンした際、同僚からボロクソに言われました。

 

「綴りが違う」

「何言ってるかわからない」

 

今回は前回の反省を生かして、事前にたくさんのローカルにチェックしてもらいました。

外国語ってほんと難しい…。

なので、完成度は前回に比べかなりアップウレード!

 

初のワークショップも!

どうしても大人数でのプレゼンの場合、パワーポイントを使った発表形式になってしまいがち…。

でも

「自分で体験して、感じて、考える事が環境教育で一番大切」

 

ということで初のワークショップも取り入れてみました。

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今回の授業の概要はこんな感じ

【対象】高校生100人程度

【場所】高校の教室(すごく暑い)

【使用したもの】

・プロジェクター

・ゴミの分解年数グッツ(ゴミカード10枚、洗濯バサミ、選択紐)

・マイク

【流れ】

①アイスブレイク

②自己紹介

③日本の紹介

④日本語の紹介

⑤日本に関してのクイズ

⑥日本は今こんな感じ…(きれい、ゴミは落ちてない)

⑦日本は昔こんな感じ…(きたない、ゴミだらけ)

⑧ゴミの分解年数ワークショップ(ゴミカードを使ってゴミが分解されるまでの年月を考える)

⑨今のインドネシアはどう?(街のいたるところにゴミがある写真)

⑩きれいにするために、私たちに何が出来る?(4−6人の少人数で話し合い→発表)

⑪振り返りクイズ

⑫質疑応答

 

【ゴミの分解年数ワークショップの内容】

①12人の生徒に前に出てきてもらう

②2人には年数の書かれた洗濯紐を持ってもらう→ゴミ分解の時間軸

③異なったゴミが描かれたカードを1人1枚渡し、ゴミの予想分解年数を発表してもらった後、予想の時間軸の前に立ってもらう。

④正解を発表し感想を聞く

 

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振り返り。

今回僕の発表は1時間程度、他の人の話や質疑応答を入れると2時間。

生徒の集中力は続きませんでした…。

 

途中までは良かったものの、ワークショップをはじめたあたりから騒がしくなり…

少人数での話し合いは、ただのおしゃべりになってしまいました。

 

ワークショップは場所が狭かったこともあり、思ったように進みません。

 

「やっぱり大人数でのワークショップは限界があるのかな…」

なんて思いました。

 

そして

「ワークショップを取り入れるのであれば、ワークショップに時間をかけるべきだ」

とも思いました。

というのも、今回のワークショップは短時間だったため単なるアクションに終わってしまったから。

もっともっと生徒が自分たちで考えたり、感じたり出来るようにしないと意味がないのかなって思いました。

 

そして、大人数授業の場合、4−6人での話し合いは難しい事も分かりました。

生徒に目が届かないため、単なる自由時間になってしまう…。

 

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次回どうしよう。

まだいつどんな要請があるのかわかりませんが、次回の授業の際にはこれを気をつけよ!

①事前準備を怠らないようにしよう(ローカルにチェックしてもらう)

②大人数の場合は注意しよう(大人数だと騒がしくなってしまいがち…)

③ワークショップをやるなら、じっくりやろう(短時間では考え、感じるのは難しい)

④日本人や日本語のご縁を大切にしよう(日本に関わるところから、活動が広がるので)

 

明日からは安全講習で首都ジャカルタ

久々に同期に会えるのが楽しみ!!

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