Tidak apa apa 気楽にいこう。

インドネシア スマトラ島で活動する青年海外協力隊 TOMO のブログ。

【インドネシア生活】デング。

こんにちは。
1か月近くブログ書いていませんでした…。
というのも体調を崩して入院していたからです…。

 

一応デング?

5月中旬、他任地の環境隊員がメダンに来てくれ、いろいろな活動先を回っていました。
その日は、遠出して夜ガタガタ道を移動していると…

「頭が痛い。」

いつもの偏頭痛だと思って帰宅すると…

「熱がある…」


ま、薬を飲んで一晩寝れば治るかな。
っと思い床につくも

 

「激しい頭痛に眠れない…」

 

そして翌朝、体温を測ると

 

「39度越え…」

 

病院に行くと点滴を打たれ、デングの検査をすることに。

 

 

待つこと数時間…

この時は、デングの陽性反応は出ませんでした。

でも入院した方がいいと言われ、インドネシア初入院することに。

白血球と血小板の値が下がったので、医師にはデングと診断され結局1週間ほど入院しました。
※JICA的にはデングの陽性反応がないので、デングとは言い切れないとの事ですが…

 

幸いにもかなりの軽度だったので、食欲こそないものの、初日以外はそこまで辛くありませんでした。

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病院での点滴。インドネシアの点滴は痛い…。


 

人の温かさを感じる時

症状も軽かったので、最低限の人にしか入院した事を連絡しませんでしたが、すぐに情報が広がりたくさんの人がお見舞いに来てくれました。

 

同僚や学校の生徒、お掃除クラブのメンバーまで、中には毎日くらい来てくれる人もいて、本当に温かい人たちに囲まれてるなって感じました。

 

お見舞いの仕方

こちらのお見舞いは少し賑やかです。
①お見舞いの品物をくれる

(クルマという、中東産のナツメヤシをたくさんもらいました)
②症状などを聞いてくれる
③写真撮影
④自由時間

 

日本だったら家族以外のお見舞いはせいぜい30分くらい。
でもこっちでは1時間、2時間なんて言うのも当たり前です。

 

そして結構な確率で行われる写真撮影。
賑やかなお見舞いに、寂しさを感じる時間はありませんでした!

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病室での記念写真。インドネシアというよりメダン特有?


 

困った時はお互いさま

お見舞いに来たみんなが言ってくれた言葉です。
日本では、

「迷惑かけてしまう…」
なんて思って遠慮しがちですが、インドネシアではそんな水臭い事をいうのは厳禁です。

むしろ

「なんで連絡してこないんだ」

って怒られます。笑

 

当たり前に、人を大切に出来るインドネシアの人。
感謝の気持ちでいっぱいです。

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同僚が買ってきてくれた蛇のスープ。犬や蛇など珍味が効くらしい。



これから

退院後はなかなか怠さが抜けず、食欲もなかったので、1週間ほど自宅で安静にしていました。

ちょうどラマダン(断食)が始まり、活動もひと休みの時期だったので気兼ねなく休む事が出来ました。


そして今週末からは2週間ほどのレバラン休暇。(日本のお正月みたいな)

学校も休みに入るので、しばらくはゆっくりしたいと思います。

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お見舞いに買ってきてくれた「サクマドロップ」

 

ちなみに、体調は全快です。
軽い症状でよかったです…。

(今回軽症ですみましたが、デングは悪化すると命に関わる危険な病です。)

 

残り1年弱、健康に気をつけて、ゆるく頑張ります!