子猫のハナ
こんにちは。
今回は猫のはなし。
出会いは道ばた
4月の終わり。
活動帰りに近くのスーパーまで歩いていると、道に黒い固まりが…。
「またネズミが死んでる」
と思って近づくと、
「違う。子猫だ」
それがはなとの出会いでした。
しかもかなり弱っているようで、鳴き声もなくほとんど動きません。
猫を飼った事のない僕は、まだ生後間もない子猫に近くのワルンでもらった米と水をあげてみました。
でも食べられません。
しかもよく見ると、目やにが固まって目が見えてない…。
「猫そんなに好きじゃないし…」
と思ったものの、子猫は力を絞って僕の足に寄ってきます。
「しょうがないな。2−3日で元気になるだろう」
と思い家に持ち帰る事にしました。
家に連れてティッシュで目やにを取ろうとするも、固くて取れません。
餌も食べれそうになく、動物病院へ連れてく事にしました。
病院へいくと受付で猫の名前を聞かれます。
とりあえず頭に浮かんだ「ハナ」という名前をつけました。
※その後分かりましたが、ハナは雄です。
医者は猫風邪と栄養失調、結膜炎?と診断し、薬や餌を与えてくれました。
心配の毎日
家に帰ってからは、ミルクを注射器で飲ませたり、目に薬を塗ったり、薬を飲ませたり…。
最初の1週間ほどは自分から全くミルクを飲んでくれませんでした。
ミルクを飲むようになり、自分で排泄出来るようになり、
だんだん大きく成長しました。
いつもそばにいる存在に。
最初は部屋の外に段ボールをおいて、ハナを飼っていましたが、いつからか部屋に入れ、ベッドにも上がり、一緒に眠るようになりました。
昼間は活動でお留守番。
帰ってくると喉をゴロゴロ言わせて出迎えてくれます。
僕がシャワーを浴びる時は、浴室の前のドアで待ていて、ベッドに寝るとハナも寄り添って眠ります。
本当にかわいくて、かわいくて。
とても大切な存在になりました。
でももう8ヶ月で帰国。
はなを連れての帰国はハードルが高いです。
何より2時間+7時間の飛行機移動にはなが耐えられるかわかりません。
寂しいですが、友達の猫好きにハナをお願いする事にしました。
この4ヶ月ハナのおかげで、とっても幸せな時間を過ごす事が出来ました。
新しい家でも、元気に楽しく暮らしてくれますように。