【ごみ拾いイベント】メルデカ公園(メダンお掃除クラブ)・マングローブ・デリ川でのゴミ拾い
こんにちは。
ゴミをなくそう月間中のインドネシア。
ゴミ拾いイベントが盛りだくさんです。
マングローブ林をきれいに。
メダン市内沿岸部にあるバラワン・シチャナン村では、マングローブ林を利用したエコツーリズムか行われています。
今回はそのマングローブ林周辺で、住民と共同でごみ拾いを行いました。
※ゴミ拾い後のマングローブ林で記念写真。
この地域は以前JICAの草の根プロジェクトが入っていたこともあり、住民の環境意識が高めです。
※このイベントの主催者で、メダン美化活動の中心的存在のアルマさん(右側)
定番のセレモニーに続いては参加者が、地域内をごみ拾いして回りました。
回収されたゴミは計量され、ゴミ銀行を通して換金されます。
※ゴミ拾いをする環境局のスタッフ。
その後はマングローブの植樹。
内容の濃いイベントでした。
僕自身以前日本で少しマングローブガイドをしていた事もあり、エコツーリズムにも興味がありました。
ここは日本のようにカヤックでマングローブを観察出来るわけではありませんが、静かで癒される空間です。
何もないと思っていたメダンですが、新たなスポットを発見出来ました!
ただやっぱり問題はゴミ。
せっかくの美しいマングローブ林も、プラスチックゴミがあるために素晴らしさが半減…。
※近くに住む子ども達。
そんな意味でも、このイベントは有意義なものだったと思います。
メダンお掃除クラブ
こちらは2週間に一度の恒例ごみ拾い。
今回は配属先の環境局とコラボしたイベントとなりました。
※あいさつをする同僚ヘンドラと、MOCを盛り上げてくれているアリ先生。
あいさつに続いて、みんなで公園の中を周りながらごみ拾いしました。
公園内にいる人々に声かけをしながらのごみ拾い。
嬉しい事に、声をかけられた若者で参加してくれる人もいました!
※ゴミ拾いをしながら行進しました。
今回環境局とごみ拾いコミュニティを繋げる事良かったです。
環境局スタッフも、今後も継続してごみ拾いに参加してくれるといいのですが…。
とはいえ、大きな一歩となるイベントだったと思います。
※環境に関してのメッセージを書く参加者。
いつもは多くても30人ほどの参加者ですが、今回は80人ほどが集まってくれました。
いつも行っている学校の生徒も来てくれて嬉しかった!
結構宣伝頑張ったかいがありました〜
※集合写真。
デリ川でのゴミ拾い
続いてメダン市を流れる「デリ川」でゴミ拾いを行いました。
デリ川の沿岸の集落は、貧困層が多く暮らすエリア。
デリ川にはゴミや糞尿が流れ込んでいるため、住居の臭いも気になります。
また年に数回、洪水により浸水してしまうそう…。
※ゴミだらけのデリ川沿岸。
僕は触れることも拒んでしまうような汚い水ですが、ここに住む子ども達はこの川で遊び水浴びをしています。
これまで僕がメダンで見てきたなかで、最も経済的に貧しい地域です。
学校へは行けるものの施設が不十分なために充分に学習出来ず、学力がつかないまま卒業する子ども達も多いとのことです。
今回はそのデリ川沿岸コミュニティで、子ども達への教育活動を行っている組織と協力してイベントを開催しました。
※この地域の子ども達に、ボランティアで勉強を教える学生と子ども達。
この日は新しく就任した州環境局の局長も参加し、セレモニーや植樹に続きゴミ拾いしました。
※新しく就任したバタックトバ人の州環境局長。
ゴミ拾いは地域の子ども達も一緒に協力してくれました。
※子ども達と共にゴミ拾い。
この子ども達こそ、ボランティアが必要だと感じました。
今後はここの子ども達をサポートする団体に参加し、子ども達と触れ合いたいと思います。
※デリ川沿いの小屋で勉強する子ども。
ゴミ拾いイベントが目白押しの最近ですが、おかげでいろんな人に出会え新たな刺激をもらえています。