【スマトラの民族】メダンでニアス文化に触れる
こんにちは。
インスタを開くと「花見」攻撃。
桜の季節が一番恋しい季節かも知れません…。
北スマトラ州内の民族が一同にかいする「PRSU2018」
先日からメダン市内で「PRSU2018」というイベントが始まりました。
Pekan Raya Sumatera Utara(北スマトラの大きな市場)という名前のこのイベント。一ヶ月間に渡り、北スマトラ内各民族の文化が紹介されます。
北スマトラ州には33の県と市があり、民族も宗教もバラバラ。
そんな各県と市の文化を知る良いチャンスです。
各ブース(といっても一軒家)では民族衣装の記念撮影やお土産の販売、文化紹介などがされています。
また、ステージでは日替わりで様々なイベントが行われています。
僕が行った日には「南ニアス州」のステージ発表がありました。
ニアスって?
ニアスと聞くと「スマトラ沖地震」を思い浮かべる人も多いと思います。
実際に2004年のスマトラ沖地震と翌年のニアス地震では、大きな被害を被ったそうです。
でも現在はアチェと共に既に復興しているようです。
津波により大きな被害を受けたニアスですが、それだけ海に近いという事。
サーフィンの世界大会が開かれるほど、サーファーには有名みたいです。
メダンからニアスへは飛行機で1時間ほど。
同じ州内なので、メダン市内にもたまにニアス人がいます。
メダンで生活していると、たいてい中国人かニアス人に間違われます。
そう、ニアス人は東アジア系の顔をしているので日本人に似ているのです!
宗教も多くはクリスチャン。
そんな以前から親近感があったニアス!
今回は友だちの友だちのニアス人と一緒にニアスステージを楽しみました。
踊り踊り踊り
インドネシアどこの民族も同じかも知れませんが、ニアスの人も踊りが大好き!
ステージではニアスの踊りが披露されました。
特に印象的なのが、男の子の踊り。
女の子がおしとやかに踊る一方、男の子はジャンプジャンプの活発な踊りを披露してくれました。
これはニアス独特じゃないかな?
石飛び
そして、ステージのクライマックスは有名な「石飛び」。
以前は通過儀礼として成人男性になるために行われていたそう。
現在は観光目的でもあるようだけど…。
ステージに設置された大きな石の模型。
高さ2メートルはあるだろうという石を、男の子が飛び越えます。
5人くらいの子が次々と石を飛び越えるので、ハラハラドキドキ。
一度成功した後には、石の上に1人乗って石の高さを増して再挑戦。
観衆の熱狂もピイークを迎えます。
全員成功!
いや、すごい。
すごい跳躍力。
僕には絶対無理ですね…。
今回友だちになったニアスの子もとってもいい子。
任期中に絶対ニアス島へ行こうと思います!