【スマトラ旅行】ゾウだけじゃない「タンカハン」の魅力。
こんにちは。
先週末は特に予定がなかったので、タンカハンへ一人旅してきました。
※前回のタンカハンブログはこちら(アクティビティ系)
タンカハンまでの道のり…
毎週でも行きたいくらい、大好きなタンカハン。
でも行くまでの道のりは大変です…。
まず治安が悪い事で有名な、メダン市内のバスターミナル。
「1人でバスターミナル行くよ」って現地の友だちに言ったら、
「1人じゃ危ないからついて行くよ」って。
そんなに?って思ったけど話によると、昼間でもナイフを使った強盗やスリがいるんだとか…。
今回は友だちのおかげで、特に問題なくバスに乗り込めました。
メダンのバス停からタンカハンまでは3時間半から5時間。
日本だったら15人定員の車に、30人くらい乗り込みます。
しかも隣は魔女宅のおそのさんみたいな大きなおばさん。
狭さと、暑さと、土ぼこりと、排ガスと、おばさんの威圧に体力を消耗します。
さらにタンカハンに近づくにつれ道は悪路に。
穴ぼこはもちろんのこと、橋に大きな穴があいてたり、直線道路が急に曲がってて道を知らない人は川に落ちるようになってたり…。
マリオカートなみのトラックがいたるところに潜んでいます。
ともあれ4時間ほど我慢すれば楽園タンカハン。
ゾウ以外のタンカハンの魅力は?
今回はタンカハンで有名な、ゾウとのアクティビティーには参加しませんでした。
じゃ何をしていたのか?
リラックスしていました。
タンカハンにはゾウ以外にも魅力がたくさんあるからです。
【タンカハンの魅力①】大自然に癒される。
タンカハンには綺麗な川と熱帯雨林が広がっています。
耳を澄ませばいろんな動物の声と川のせせらぎの音が聞こえてくる、そんな場所です。
【タンカハンの魅力②】THE田舎。
タンカハンはとっても田舎です。
コンビ二もない、銀行もない、高校もない…。
ないものがたくさんの田舎だからこそ、人との繋がりが強い。
【タンカハンの魅力③】ひと。
タンカハンの最大の魅力が「ひと」です。
みんな本当にフレンドリー。
人との繋がりが強いからこそ、人を大切に思ってくれます。
タンカハンのひと
タンカハンのが大好きなのも、ひとが素敵だから。
今回はタンカハンの素敵なひとを2人紹介します。
【タンカハンのひと①】ダルウィン
彼は泊まったゲストハウスのオーナー。
ゲストを暖かく迎えてくれます。
彼の人柄から、たくさんの友だちが彼のゲストハウスに遊びにきます。
ギターを弾いたり、歌ったり、話したり、キャンプファイヤーしたり…。
そんな彼は教育にも関心を示しています。
彼らのコミュニティーではゾウのアクティビティの一部を、地域の子ども達の英語教室運営費用として利用しています。
外国からの観光客が多いタンカハンでは英語が必須だからです。
彼は自身の経験から、それぞれの子ども達にあった教育をしたいと語ってくれました。
インドネシアの学校では、勉強についていけない子どもに「馬鹿な子」と先生が言ってしまう事も多いとか…。
子ども達一人一人の違いを、認め合える教育を目指したいと言ってくれました。
【タンカハンのひと②】アバディ
彼はゲストハウスで働く20歳の青年。
今回一人だった僕に、タンカハンの自然やお土産屋さんなどをたくさん教えてくれました。
彼はゲストハウスで働いて6年。
給料は特にないのだとか…。
でもその分、みんなと歌を歌ったり、キャンプファイヤーしたり、ご飯を食べたり、出来るからそれで幸せだと。
確かにここの人はお金なさそうだけど、みんな良い笑顔。
「お金」を求めて僕たちが忘れてしまった大切な事を、彼は知っている気がします。
ということで、タンカハンには魅力がたくさんです。
滞在が長ければ長いほど、タンカハンを楽しむ事が出来ると思います。
スマトラのおすすめです。
※オランウータンの森「ブキットラワン」の記事はこちら↓