Tidak apa apa 気楽にいこう。

インドネシア スマトラ島で活動する青年海外協力隊 TOMO のブログ。

【インドネシアイベント】北スマトラ大学の文化祭って?

 

こんにちは。

先週の金曜から日曜までの3日間、メダン市内の北スマトラ大学日本語学科「文化祭」が開催されました。

3日間がっつり参加したので、その様子をご紹介します。

 

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毎週行っているSMKN1の生徒が踊る「ソーラン節」

インドネシアの文化祭って?

インドネシアの大学文化祭に参加するのは、これで3回目。

今回の北スマトラ大学の文化祭は、今まで参加した中で一番大きな文化祭でした。

 

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大勢の人で賑わう文化祭会場。

日本の大学の学祭と似た、インドネシアの文化祭。

日本文化に関わるステージ発表やコンテスト、ブースがあります。

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スマトラ大学文化祭2018のチラシ

ステージ発表は、盆踊りやソーラン節、日本人アーティストのライブなど。

ブースは、日本料理を始め、お化け屋敷、メイドカフェ、ゲームコーナーなどがあり楽しむ事が出来ました。

 

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インドネシアの友だちがマネージャーをするアイドルグループの発表。

今回の文化祭での僕の仕事は、大きく2つ。

コンテストの審査員と、メダンお掃除クラブのPRとごみ拾いです。

 

コンテストの審査員

コンテストはカラオケ、声優、コスプレ、書道、写真など盛りだくさん。

今回僕はカラオケと、声優の審査員をしました。

日本の曲を歌うカラオケは、みんなとっても上手!

インドネシアの人は本当に歌が上手です。

1位は小学生が歌った「恋人よ」。

美声でした!

 

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審査員ブース。予定より2時間遅れでスタート…。

もういっこの声優は、アニメの映像に合わせて声を入れるというもの。

日本にいる時はあまり接点のない文化だったので、審査が難しかったです…。

 

メダンお掃除クラブ(MOC)

今回MOCは文化祭の実行委員から、依頼されブースとステージ発表、ごみ拾いを行いました。

 

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メダンお掃除クラブのブース。

ブース

ブースでは環境の木を設置し、来た人に環境に関するメッセージを書いてもらい記念撮影。

また前任者が作った「環境すごろく」も行いました。

 

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前任者が作った「環境サイコロ」で遊ぶ人々。

今回日本文化祭だけに、MOCにも興味を持ってくれる人がたくさんいました!

また、ジャカルタの大学生がMOC調査にも来てくれました。

 

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何度かゴミ拾いに参加してくれた、アメリカ人宣教師の青年。環境の木の前で。

ステージ発表

今回、僕を含め数人で約10分間のステージ発表を2回やりました。

毎回の事ながら、事前情報とは関係なく急に「今から」という感じで始まります…。

 

内容はMOCやインドネシアのゴミについて、僕たちに何が出来るかなどです。

メンバーもだんだんステージ慣れした気がします!

 

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ステージでのMOC発表。

ごみ拾い

今回会場内には実行委員が何個もゴミ箱を設置していました。

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会場内のゴミ箱設置図。

また実行委員が会場内のごみ拾い、ステージでの呼びかけを行いました。

これは、これまで2年間MOCが参加してきたことを生かしてたのこと。

すごい!

 

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せっせとゴミ拾いをする文化祭実行委員の学生たち。




それでもゴミはたくさん落ちています。

最近僕は現地人と思われる事が多いので、日本人だとわかるよう日本語もまじえつつゴミ拾いを呼びかけて歩きました。

 

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ゴミ拾いに参加する北スマトラ大学の先生。

ゴミを拾っての感想。

ゴミを拾っているのは、仕事だと思われている気が…。

いかに「みんなボランティアでゴミを拾っている」という事を分かってもらうかが課題です。

 

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スマトラ大学文化祭会場に飾り付けられた折り鶴。

課題もたくさんですが、とっても良い文化祭でした!

そして、3日間の屋外活動にクタクタです…。

 

【スマトラの民族衣装】多民族都市メダンでのファッションショー

こんにちは。

日本はゴールデンウィーク中ですね。

でもインドネシアは5月1日がメーデーでお休みの他は、特にお休みはありません。

あと半月もするとムスリムは断食に入ります。あっという間…。

 

今回は、お世話になっている幼稚園で行われた、ファッションショーの様子を紹介します。

 

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幼稚園で行われた「民族衣装ファッションショー」。

多民族国家インドネシア

インドネシアはご存知の通り、超多民族国家

現在は国内に300の民族があると言われています。

ここメダン市も多民族都市。

スマトラ各地やジャワ島また他国から様々な民族が移り住み、共に暮らしています。

ジャワ島からの「ジャワ人」、スマトラ島最北端の「アチェ人」、北スマトラ州シナブン山周辺の「バタックカロ人」、トバ湖周辺の「バタックトバ人」、北スマトラ州南部の「バタックマンデリン人」、スマトラ西部の「ミナンカバウ人」、メダン市など沿岸に多い「マレイユ人」、華僑として渡ってきた「中華人」、インドから渡ってきた「インド人」…などなど数多くの民族がいます。

そして日本人が着物を民族衣装とするように、各民族にも民族衣装があります。

 

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民族衣装姿でブランコで遊ぶ子ども達。

子ども達のファッションショー

今回は幼稚園の子ども達が、自分の民族衣装を着てきてくれました。

ここからは写真多めで。

 

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確かマレイユ人。

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民族衣装。確かバタックトバ人。

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民族衣装。アチェ人。

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民族衣装。確かマレイユ人。

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民族衣装。確かミナン人。

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民族衣装。バタックトバ人。

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なぜかポリス姿のバタック人。

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JICAのはっぴを来て登場する同僚。

 

幼稚園でのファションショーの後は、みんなで車に乗って「オドンオドン」と呼ばれるパレードへ。

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車の荷台に乗って、メダン市内をパレード。

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民族衣装でメダン市内をパレード。

正直メダン市は、大都会でごちゃごちゃしていて、あまり好きではありませんでした。
でも他の街だったらきっとこんなに様々な民族文化に触れられなかったなと。

メダンの良いとこみつけた!

 

残り1年の任期、もっともっといろんな人といろんな文化に触れたいと思います。

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先生も民族衣装で。左からバタックカロ人、?、バタックトバ人、?。

 

【ゴミ事情】インドネシアのゴミ最終処分場

こんにちは。

ブログってすぐ書かないとだめですね。

後でと思っても、書かない…。

これじゃ活動記録にならない!

という事で、今回はインドネシアのゴミ最終処分場事情。

 

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デリーセルダン県のゴミ最終処分場で。

メダンの隣、デリーセルダン県のゴミ最終処分場

今回訪れたのは、メダン市の隣デリーセルダン県のゴミ最終処分場。

デリーセルダン県は北スマトラ州の中でも、環境に熱心なエリアと言われています。

 

4.2htのこの最終処分場には、県内から毎日約40台のトラックでゴミが運ばれて来ます。

リサイクルがほとんどされていない、インドネシアでは埋め立てがゴミの主な処分方法。

この処分場では、週に一度ゴミの上に土をかぶせる方法で埋め立てています。

※2000年頃までは、最終処分場でゴミを焼いていたそうです。

 

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ゴミ最終処分場に運ばれるゴミ。

ゴミを分別する「ウェストピッカー」

ここには「ペムル」と呼ばれる「ウエストピッカー」が、リサイクル可能なゴミを拾い売却しています。

インドネシアのリサイクルは、この「ウエストピッカー」が担当していると言っても過言ではありません。

この最終処分場のウエストピッカーは約30家族。

子どもは作業を禁止されているそうですが…

危険な現場でたくさんの人が働いています。

素手でゴミを拾う人も多く、衛生面も不十分です。

給料は1週間に1人約Rp300,000(約2,700円)ほど。

ウェストピッカーの生活向上は、大きな課題です。

 

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処分場からゴミを収集するウエストピッカー。

デリーセルダン県のゴミ最終処分場がすごい!

とはいえ、このデリーセルダン県のゴミ最終処分場はインドネシアの中でもかなり進んでいます!

 

コンポストを作っている!

なんと驚く事に、ここではゴミの中からコンポスト化出来そうなゴミを選び、コンポストにしています。

2015年から、県が主導して始めたというこのシステム。

特に何も使わず、約1ヶ月かけてコンポストにします。

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果物の殻などの生ゴミコンポストになります。

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生ゴミから出来上がったコンポスト(堆肥)。



②牛や羊がいない!

インドネシアのゴミ最終処分場には、たいてい牛や羊がいます。この動物たちがゴミを食べているのです。

しかし、この最終処分場には鶏こそ数羽いたものの、牛や羊はいません。

それだけしっかり管理されているという事です。

 

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重機でゴミを積み上げています。

③メタンガスを利用している!

なんとここでは、ゴミから出るメタンガスをガスに利用しています。

具体的な量や採取方法は聞けなかったんですが、すごい!

 

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ゴミから出るメタンガスを採取する装置。

④排水を浄水している!

「いや〜すごいな〜」何て思って、最終処分場の横道を歩くと、そこには池が!

何と最終処分場の下にはパイプがあり、汚水が集められ浄水されるんだとか!

すごい!デリーセルダン!

 

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下水の浄化装置。

 

こんな感じで、課題はあるもののかなり先進的なデリーセルダンの最終処分場。

なぜこんなにデリーセルダンはすごいのか?

それは、環境局長が素晴らしいから。

北スマトラ州やメダン市の環境局もがんばれ!

 

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ゴミ最終処分場の横には、緑も広がっています。

インドネシアで街を綺麗にするには、行政トップの力が必要だと改めて感じました。

 

 

 

 

 

【環境教育】インドネシアの遠足。

こんにちは。

先日は同僚のお子さんが通う幼稚園の遠足に、ついて行ってきました。

とても勉強になったので、写真多めで紹介します。

 

メダン市内から1時間車を走らせると…

今回訪れたのは郊外にある自然体験施設。

子どもの年齢に合わせたプログラムを提供しています。

 

今回参加した、幼稚園児向けプログラムを簡単に紹介します。

①体操・ダンス

まずは鉄板の体操・ダンス。

簡単なフレーズを繰り返し、子ども達に声を出してもらう工夫もしていました。

 

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保護者のつくるアーチを通る子ども達

②集合写真

朝の元気なうちに集合写真を撮るのもあり!

 

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集合写真。

③ゲーム

保護者も参加しての簡単なゲーム。

みんなの距離がぐっと近くなります。

 

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お母さんと一緒に。

④クッキング教室

インドネシアの簡単なお菓子(団子みたいな)づくり。

子ども達はコネコネ、ペタペタ楽しんでいました。

 

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インドネシアお菓子を作る子ども達。

⑤ケンケンパ

木の輪っかをつかってのケンケンパ。

とっても簡単な遊びだけど、みんな楽しそうに参加してました。

 

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ケンケンパゲーム。

⑥葉っぱで風車作り(男の子)

インストラクターが葉っぱで風車を作りました。

みんな嬉しそうに走り回ってました。

 

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葉っぱ風車で遊ぶ子ども達。

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葉っぱ風車で遊ぶ子ども。


⑦葉っぱで冠作り(女の子)

インストラクターが葉っぱで冠を作りました。

一人一人頭に載せてもらった女の子は、とっても嬉しそう!

 

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葉っぱ冠をかぶる女の子。

⑧昼食

葉っぱのお皿を使って昼食。

 

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インドネシアの伝統的なご飯。

⑨苗探し

森の中で植樹用の苗を探しました。

森にある小さな苗を探したり、木の名前を当てたり、楽しみながら森の事を勉強。

 

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森の中で苗探し。

⑩植樹

葉っぱで作ったポットに、さっきの苗を植樹。

 

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植樹。

⑪野菜の収穫

畑の野菜を収穫。

 

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野菜収穫。

⑫魚取り

田んぼの中に放った魚をどろんこになって捕まえました。

すっごく楽しそう!

 

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魚とりに熱中する子ども達。

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魚とり。


⑬自由遊び

広場で自由にいろんな遊びを。

 

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自然の中で遊ぶ子ども達と保護者。

こんな感じで結構たくさんのプログラムが入っていました。

かなり疲れましたが、とっても楽しく自然と触れ合う事が出来ました。

 

いつもゴミについて話す事が多いですが、これを参考に自然と遊ぶプログラムも増やしていきたいです。

 

【スマトラ旅行】ゾウだけじゃない「タンカハン」の魅力。

こんにちは。

先週末は特に予定がなかったので、タンカハンへ一人旅してきました。

 

※前回のタンカハンブログはこちら(アクティビティ系)

tomomedan.hatenablog.com

 

タンカハンまでの道のり…

毎週でも行きたいくらい、大好きなタンカハン。

でも行くまでの道のりは大変です…。

まず治安が悪い事で有名な、メダン市内のバスターミナル。

「1人でバスターミナル行くよ」って現地の友だちに言ったら、

「1人じゃ危ないからついて行くよ」って。

そんなに?って思ったけど話によると、昼間でもナイフを使った強盗やスリがいるんだとか…。

今回は友だちのおかげで、特に問題なくバスに乗り込めました。

 

メダンのバス停からタンカハンまでは3時間半から5時間。

日本だったら15人定員の車に、30人くらい乗り込みます。

しかも隣は魔女宅のおそのさんみたいな大きなおばさん。

狭さと、暑さと、土ぼこりと、排ガスと、おばさんの威圧に体力を消耗します。

さらにタンカハンに近づくにつれ道は悪路に。

穴ぼこはもちろんのこと、橋に大きな穴があいてたり、直線道路が急に曲がってて道を知らない人は川に落ちるようになってたり…。

マリオカートなみのトラックがいたるところに潜んでいます。

 

ともあれ4時間ほど我慢すれば楽園タンカハン。

 

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タンカハンのゾウ。

ゾウ以外のタンカハンの魅力は?

今回はタンカハンで有名な、ゾウとのアクティビティーには参加しませんでした。

じゃ何をしていたのか?

リラックスしていました。

タンカハンにはゾウ以外にも魅力がたくさんあるからです。

 

【タンカハンの魅力①】大自然に癒される。

タンカハンには綺麗な川と熱帯雨林が広がっています。

耳を澄ませばいろんな動物の声と川のせせらぎの音が聞こえてくる、そんな場所です。

 

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タンカハンには小さな滝や、温泉もあります。

【タンカハンの魅力②】THE田舎。

タンカハンはとっても田舎です。

コンビ二もない、銀行もない、高校もない…。

ないものがたくさんの田舎だからこそ、人との繋がりが強い。

 

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タンカハンの川沿いで囲んだキャンプファイヤー

【タンカハンの魅力③】ひと。

タンカハンの最大の魅力が「ひと」です。

みんな本当にフレンドリー。

人との繋がりが強いからこそ、人を大切に思ってくれます。

 

タンカハンのひと

タンカハンのが大好きなのも、ひとが素敵だから。

 今回はタンカハンの素敵なひとを2人紹介します。

【タンカハンのひと①】ダルウィン

彼は泊まったゲストハウスのオーナー。

ゲストを暖かく迎えてくれます。

彼の人柄から、たくさんの友だちが彼のゲストハウスに遊びにきます。

ギターを弾いたり、歌ったり、話したり、キャンプファイヤーしたり…。

 

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タンカハンインのオーナー。ダルマワン。

そんな彼は教育にも関心を示しています。

彼らのコミュニティーではゾウのアクティビティの一部を、地域の子ども達の英語教室運営費用として利用しています。

外国からの観光客が多いタンカハンでは英語が必須だからです。

彼は自身の経験から、それぞれの子ども達にあった教育をしたいと語ってくれました。

インドネシアの学校では、勉強についていけない子どもに「馬鹿な子」と先生が言ってしまう事も多いとか…。

子ども達一人一人の違いを、認め合える教育を目指したいと言ってくれました。

 

【タンカハンのひと②】アバディ

彼はゲストハウスで働く20歳の青年。

今回一人だった僕に、タンカハンの自然やお土産屋さんなどをたくさん教えてくれました。

彼はゲストハウスで働いて6年。

給料は特にないのだとか…。

でもその分、みんなと歌を歌ったり、キャンプファイヤーしたり、ご飯を食べたり、出来るからそれで幸せだと。

確かにここの人はお金なさそうだけど、みんな良い笑顔。

 

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いろいろ案内してくれたアバディ。

「お金」を求めて僕たちが忘れてしまった大切な事を、彼は知っている気がします。

 

 

ということで、タンカハンには魅力がたくさんです。

滞在が長ければ長いほど、タンカハンを楽しむ事が出来ると思います。

スマトラのおすすめです。

 

 

※オランウータンの森「ブキットラワン」の記事はこちら↓

tomomedan.hatenablog.com

 

tomomedan.hatenablog.com

tomomedan.hatenablog.com

【環境教育・スマトライベント】週末の出来事と驚くこと

こんにちは。

4月というと「新たなスタート」の時期ですが、インドネシアでは特に関係ありません。

先月まで行われていた「ゴミを考える月間」のイベントが終了、学校もテスト期間のため事務所でパソコンを使っている時間が多い今日この頃です。

 

メダンお掃除クラブの環境教育

土曜日はメダンお掃除クラブが学校で環境教育を行いました。

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メダンお掃除クラブ。高校での環境教育の様子。

【日時】4月7日(土)午前

【人数】高校生役70人

【内容】

①校長あいさつ

②メダンお掃除クラブの紹介

③日本について(最近日本へ行ったインドネシア人が担当)

④ゴミについて(北スマトラ大学の先生が担当)

⑤海洋ゴミについて(僕が担当)

⑥ゴミ拾いとディスカッション

⑦ディスカッション結果発表(なぜポイ捨てするのか。どうしたらしっかり捨てられるか)

⑧学校の先生の話

 

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初司会を務めた若者。

【感想】

今回は初めて、大学を卒業したばかりの若者に司会をやってもらいました。

シャイだから大丈夫かなっと思っていましたが何のその、上手に司会してくれました。

若者の活躍出来る場所をどんどん作っていかないといけないなっと思いました。

あと、ディスカッションは個人的には60点。

もう少しディスカッションテーマをコマだしにして、こちらが上手く誘導しないといけないな…と。

とはいえ、今回ディスカッションをトライでき新たな可能性が見いだせました。

高校生以上の少人数授業では、ディスカッションもどんどん取り入れたいなと思います!

 

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高校での環境教育。ディスカッションの様子。

アートイベント

話はころっと変わりますが、先週末はメダン市内の公園でアートイベントが行われました。

入場無料のこのイベント。近くを通りかかったので、たまたま入ってみたらすごくいい感じ!!

 

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メダン市内公園で行われたアートイベント。

木工作品や、革製品、はちみつやオーガニック化粧品、コーヒー、民族衣装まで素敵なブースが心狭しと並んでいました。

 

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革製品のブース。日本企業との取引もあるとか。

日本のようなお洒落な空間に、テンションあがります。

 

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民族衣装のブース。日本のデザインを取り入れた生地もありました。

またアート体験で段ボールを使ったアートや、エコバッグの作成コーナーもあり、すごく楽しかった〜

 

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木を使ったお洒落なブースが並びます。

このイベントの主催はネットショッピング会社。

インドネシアではネットショッピングはまだまだと思ってましたが、確実にきてますね!

 

このイベントみたいに、お洒落に楽しく環境問題について考えられるイベントが出来ないかな〜。

 

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アート体験ブースで作ったエコバッグ。

驚く事。

またまた話は変わりますが、配属先のグループSNSにメンバーの1人が

「私たち7人は明日から1年間自宅待機となりました。」と…

 

というのも、最近入ったこの7人の契約社員は給料が未払いで、予算もない事からこんな結果になったのだとか…。

日本だったらありえないこの状況。

 

雨が降ると出勤率が半分以下になるとか…

前日に出張の予定が入るとか…

月に1,2日しか出勤しない人がいるとか…

仕事ない日は一日中映画見てるとか…

子どもが職場で走り回ってるとか…

職員の家族が亡くなったら、仕事を止めてみんなで参列するとか…

インドネシアの公務員(北スマトラ州の環境局)にはよくも悪くもいつも驚かせられていますが、今回も驚かされました。

 

インドネシア。いいとこも悪いとこもあります…。

 

【環境教育】3月の活動記録。

こんにちは。

3月後半もイベントが多く、慌ただしい日々が続きました。

忘れないように、活動記を記します。

 

HPSN大イベント

HPSN(ゴミを考える月間)のメインイベントが所属先主催で行われました。

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HPSNイベントでゴミ拾い競争する参加者



【日時】3月16日午前

【場所】公園

【内容】

・体操

・ゴミ拾い競争

・リサイクルファッションショー

・メダンお掃除クラブのブース出展(環境の木)

【人数】約300人

 

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体操する子ども達。

【感想】

インドネシアのゴム時間と炎天下の暑さにやられながらも、何とかイベント成功しました。

配属先のスタッフも頑張ってくれました!

ただ、イベントの最後にはあちこちにゴミが…。

「ゴミ拾いをしよう」と同僚に呼びかけたものの、やろうとしなかったのでちょっと怒ってしまったり。

 

そんなこんなでしたが、少しでも環境について考えるきっかけになれば良いですね。

 

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メダンお掃除クラブのブースでの記念撮影。

小学生の社会見学

配属先のゴミ銀行に、社会見学で小学生がやってきました。

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イルカの話を聞く子ども達。



【日時】3月23日午前

【場所】ゴミ銀行内と前の駐車場

【人数】約140人

【内容】

・あいさつ

・2つのグループに分かれてワークショップ

①いるかの紙芝居と環境の木の作成(僕が担当)

②ゴミ銀行について

・4つのグループに分かれて環境に関するエール大会

・あいさつ

・記念撮影

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花びらに環境に関するメッセージを書いて貼付ける子どもたち。



【感想】

今回は初めて中国系の学校を対象とした環境教育でした。

教育の質がかなり高く、英語でのプレゼンを求められたので、僕も片言英語でやりました。

いつも聞く「日本へ行った事ある人?」という質問には、10人ほどが「行った事がある」と…。

格差社会だな…。

 

とわいえ、子どもはみんなかわいい。

楽しそうに参加してくれました!

 

あと、今回びっくりしたのが同僚の「周り巻き込み力」。

日頃から頭の回転が早く、仕事が出来る同僚ですが、今回も冴えていました。

即席で部下のスタッフに各子どもチームの担当を決め、誘導や一緒にエールを考えたりしてもらっていました。

スタッフも自分の担当があることで、より楽しそうでした。

この巻き込み上手、僕も見習いたいと思いました。

 

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子ども達と一緒にエールを考えるスタッフ。

 

メダンお掃除クラブの環境教育

メダン市内でゴミ拾い活動を中心に活動している「メダンお掃除クラブ」。

子ども達への環境教育へも力を入れようということで、小学校での環境教育を行いました。

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ゴミの話をするメダンお掃除クラブのメンバー。



【日時】3月24日午前

【場所】小学校祈祷場

【人数】約80人

【内容】

・ラジオ体操(僕が担当)

・メダンお掃除クラブについて

・日本の学校について

・3Rについて

・マカッサル市の学校について(僕が担当)

・ゴミ拾い

・ゴミに関するクイズ(僕が担当)

・ゴミ拾いの感想

・記念撮影

 

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環境クイズ。

【感想】

いつも一人発表を行う事が多いですが、今回はお掃除クラブのメンバーと一緒。

かなり心強かったです。

その反面、自分の思い描くストーリーと違ったりする事もあるので、そこが少し大変。

でも、現地の人と一緒に作りあげるという意味では協力隊っぽいなと。

 

今後の課題は、若いメンバーに発表や考える機会を多く持ってもらうという事。

さっそく4月にも高校での環境教育があるので、少しづつ進めて行きたいです。

 

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集合写真。


 

 

幼稚園児への水泳教室

同僚の子どもの幼稚園(何回か環境授業をしたとこ)から水泳を教えてほしいと言われ、教えました。 

インドネシアの普通の学校では水泳の授業がないので、泳げない人が多いんだとか。

 

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準備体操(ラジオ体操)の様子。

【日時】3月29日午前

【場所】屋外プール

【人数】約20人

【内容】

・子どもの誕生会

・ラジオ体操

エビカニクス

・プールサイドに座って足バタバタ

・顔付け

・手をついてバタバタで進む

・3人ずつ深いプールに移り、泳ぎ練習

・お昼休憩

・自由泳ぎ

 

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足をバタバタさせる子ども達。

【感想】

水泳を教えた事なんてなかったけど、事前にユーチューブやネットで情報を集めて何とか無事に終えました。

以前日本のNPOでも子どもと海水浴へ行った事があったけど、やっぱり大人の人手がいるなと感じました。

何はともあれ、みんな楽しんでくれてよかったです。

 

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深いプールに挑戦する子ども達。

 

怒涛の3月が終わり4月に入ったた途端、ゆったりとした時間が戻っているこの頃です。